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2011.06.12
6.11 活動レポート
仙台若林区で準備中のHeart Quake Base Camp(HQBC)よりレポート。
地震の発生からちょうど3ヶ月経ちました。
来る度に瓦礫や流木の量が徐々に減ってきています。
HQBCがお世話になっている遠藤さんのお宅も緑が目立つようになり、
いろんな植物が顔を出しています。
レタスの苗も大きくなりました
東京から手伝いに来てくれた、
自転車仲間の森さんと自由大学の秋吉さん。
津波をかぶり壊れてしまった、お米の乾燥機の解体作業。一基200万円以上。
三基で600万円がパアだよと遠藤さんが明るく話してくれましたが、
僕は返す言葉が見つかりませんでした。
お茶を飲みながら、みんなで休憩。
周辺の農家さんの約半分が農業をやめてしまうそうです。
しかしこの地で新たな農業を起こそうと、動き始めている人達もいます。
僕らの仲間、農家の相原さんがお客さまを連れてきてくれました。
ニュースでは報道されない、震災直後のエピソードをいろいろ聞きました。
避難所の話、ガソリン泥棒、商店の襲撃や略奪の話。
店を壊されるより開放した方がマシだと、商品を無料で配ったお店もあったそう。
しかしそんなお店の方が、復旧後にお客が増えたとか。
荒浜カフェの方も人を迎える準備がだいぶ整ってきました。
来週の20日には地鎮祭とHQBCのキックオフイベントを開催します。
この日は夕日がとてもきれいでした。
震災から3ヶ月、いよいよHeart Quake プロジェクトが動き出します。
(photo/text:Kiyota)
Posted by sae
Category
仙台HQBC レポート