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2011.07.25

7/23~24 活動レポート(遠藤農園レタス出荷再開)

仙台市若林区のHeart Quake Base Camp(HQBC)よりレポート。


7/23(土)は小雨の天気で気温も低め。
この一週間で遠藤農園の土起こしが進んでいます。

しかし、掘り起こす度に津波で運ばれた瓦礫くずなどが出てくるので
作物を植える前に人の手によるゴミ拾いがまだ必要です。


育苗中のキャベツやブロッコリ。
8月の下旬には現在復旧中の農地へ実験的に植えられる予定です。


遠藤農園のお母さんはレタスの出荷準備中。
このレタスは以前このブログでも紹介した苗が育ったもの。苗は車で30分ほどの場所にある、遠藤さんの親戚から借りた農地に植えられました。
農地が被災した若林区の一部農家さんは、一時的に別の場所に農地を移しています。


トラックに積み込んで、産直市場へ出荷します。
この日は90個のレタスを出荷。
震災以前のリズムを早く取り戻したいとおっしゃっていました。
遠藤農園のレタスを待っているお客さんがいるから。


松野屋さんからもらったタライに植えられたサボテン。
農地で拾った陶器の破片でデコレーション。


夜は若林区でボランティアハウスを運営しているReRootsさんが遊びに来てくれました。震災直後の避難所で自然発生的にできたボランティアサークルが母体になっているそうです。
代表の広瀬さんの元に東北大学の学生さん達が集まり、民間で運営されています。現在は主に若林区の農地復旧支援をしていますが、まだまだボランティアの数が足りないそうです。仙台でボランティア活動したい人はぜひ彼らに連絡してみてください。


みんなで料理をして夕食を共に、乾杯。
キッチンと食卓の持つ力を再確認。
人が出会ってお互いを理解し合うには食卓を囲むのが一番です。


<photo&text : Kiyota>

Posted by  sae
Category   仙台HQBC レポート

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