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2012.2.14 活動レポート(春に向けて)
仙台市若林区三本塚にあるHEARTQUAKE Basecamp より活動レポート。
2012年も春からの活動に向けて、着々と準備が進んでいます。
周辺の環境もまた整備されてきて、
ベースキャンプ裏の排水溝の復旧もおこなわれていました。
遠藤農園も畑の準備に取りかかっています。
津波で流されて土が減った部分に土盛りをしていきます。
新しいハイパワートラクターで作業中のお父さん。
4月14~15日で行う稲の種蒔きのために、
種モミを暖めての芽を出させる「催芽機」の購入準備。
農協のスタッフさんと打ち合わせ中。
今年は稲作も復活します。
東部有料道路から西側の水田は
市の農地仮復旧措置として稲作がスタートします。
今年の遠藤農園では約6haの水田でお米を育てます。
種蒔きと田植えイベントを企画中ですので
詳細決まり次第このサイトで発信させていただきます。
またこの日は、春からスタートする被災地復興+農業体験ツアーの企画のため
旅行会社の方がベースキャンプへ視察にいらっしゃいました。
4月の上旬から、ツアーの受け入れが始まります。
ベースキャンプから車で3分ほど、仙台東部有料道路の西側にある
農業法人「耕(かるちぇ)」の作業現場へ。
田んぼに土盛りをして畑とビニルハウスを作っています。
>>かるちぇのブログへ
かるちぇの現場から見える仙台の街と山。
空気が澄んで気持ちがよいです。
次の日は仙台市から南下して
亘理郡山元町の沿岸部を視察してきました。
仙台と同じように沿岸部の住宅や農地が被害を受けました。
海岸から約500メートルの場所にある中浜小学校。
全員屋上に避難して無事だったそうです。
付近には学校以外に何も残っていませんでした。
宮城県道38号相馬亘理線の景色。
山元町にはまだ瓦礫がたくさん残っていました。
>>写真リンク(flickr)はこちら
Posted by sae
Category
仙台HQBC レポート