HEARTQUAKE PROJECT

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2012.03.07

２月の最後もベースキャンプは雪で覆われました。

この日はハアトクエイクをサポートしてくださっている
REDBULLさんのチームが東京から訪ねてきてくれました。

秋に開催予定のイベントについて、青空の下で企画ミーティング。
ここ仙台に若いアーティストたちが集い、音楽を創るイベントになる予定です。
詳細は追って。

翌日は石巻へ。石ノ森章太郎先生の地元。
街中に飾られていたゆかりのキャラクター像が
震災の被害を受けたと聴いていましたが、もう復活していました。

インフォメーションセンターのスタッフさんから教えてもらった食堂を訪問。
「プロショップまるか」さん。震災後５月から営業再開したそうです。

もともと食料品を売るお店だったそうですが、
震災後いち早く復旧し、被災した近隣の飲食店の方達も集まって
鮮魚売り場＆フードコートになっています。

毛ガニがたくさん積まれていました。
全国に向けて発送されているそうです。

昼食の刺身定食。
毛ガニのみそ汁に刺身に天ぷら、
魚屋さんのお母さんが穴子の煮物もサービスしてくれました。
焼き牡蠣も追加で購入。価格はとてもリーズナブルで
お昼の時間には全国からツアー客などが集まるそうです。

昼食後は石巻で様々な復興プロジェクトを行っている
「ISHINOMAKI 2.0」さんの活動現場にお邪魔しました。

ワークショップなどが開催されているスペース「IRORI」。
複数の復興支援団体により利用されています。

石巻工房さんの作業場。
スツール制作ワークショップの材料を準備中でおいそがしそうでした。
ここで作られた家具類は仮設住宅で使われたり、
ネット販売されているそうです。

石巻を訪れた人が泊まれる「復興民泊」の共用部。
呉服屋さんの二階が宿泊スペースに改装されていました。
若いボランティアの方々などに利用されているそうです。

今回私達を案内してくださった、石巻工房の片根さん（左）と
工房の隣の空き店舗でアートインレジデンスのスペースを工事中だった
「横浜・石巻文化芸術交流プログラム」スタッフの増田さん（右）。
お二人とも震災後に関東から石巻に来て活動をなさっています。

石巻の復興の様子や苦労話など、情報交換をさせていただきました。
今年はHEARTQUAKEも活動の幅を広げ、
復興という同じ目的を持ったより多くの方々と
よりいっそう恊働を進めていければと思います。