ブログ
9/3~5 活動レポート(育苗開始、母屋改装打ち合わせなど)
仙台市若林区のHeart Quake Base Camp(HQBC)よりレポート。
ボランティア作業の成果もあり、
遠藤農園、HQBC敷地内の農地の瓦礫もなくなって
いよいよ本格的に農作物を育てる段階に入ってきました。
育苗(いくびょう)用のパレットに種を植えて行く遠藤さん。
20日間ほど経って大きくなった苗は畑へ植えられます(定植)。
震災直後は海岸沿いの防潮林から流れてきた流木や瓦礫で覆われていた畑も
この半年でここまで復旧しました。
一方、遠藤さん一家が住んでいた母屋の復旧と改装も進んでいます。
HEARTQUAKEの建築チームが改装のデザインを行い、
床下の消毒や壁の除去、改装の下地造りをまでを
「Samaritan’s Purse」という、世界中で被災地支援をしている
ボランティア団体がサポートしてくれることになりました。
改装の打ち合わせをする改装チーム。
アメリカとカナダから大工さんが二人いらっしゃいました。
Samaritan’s Purseは被災した人達が自宅で冬が越せるようにするために
被災地で家屋300軒の修繕を目標にして活動しているそうです。
HEARTQUAKE Base Campの地鎮祭の時に
植物自由区の片山さんに寄贈していただいた苗が大きく育って
もう収穫が始まっています。
ナス
ハバネロ
ピー太郎
ハーブ畑
これらの野菜は遠藤さんにも食べてもらって太鼓判を頂きました。
僕らで料理して荒浜カフェを訪れる人に食べてもらっています。
HQBCの「荒浜復興クラブ」で運営することになった畑。
肥料を撒いたあと、トラクターで耕してもらいました。
鍬で畝を作っていきます。
東京から国連大学ファーマーズマーケットのスタッフ、
竹田ジュンペイ君といっしょに作業をしました。
育苗用のパレットに土を入れて、その中に種子を植えていきます。
秋に収穫時期を迎える葉物類を植えます。
この種は白菜の種子。緑色のコーティングがされています。
こちらはレタスの種子。
9月の下旬に育った苗を植える予定です。
農作業や家屋の修繕作業など、今後「荒浜復興クラブ」で継続的に活動していきます。
現在募集要項をまとめていますので、興味のある方はぜひ入会ください。
<text&photo: Kiyota>
Posted by sae
Category
仙台HQBC レポート