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9/23~25 活動レポート(自由大学キャンプ、苗定植など)
仙台市若林区のHeart Quake Base Camp(HQBC)よりレポート。
前日までは台風の影響で水路などが氾濫し
ベースキャンプ周辺の農地や道路が冠水していました。
内装工事やビニールハウス建築も一時ストップ。
敷地内にはまだところどころ水が溜まっています。
ベースキャンプから道路を挟んですぐ前の農地も
冠水して湿地帯のような景色になっていました。
行政の農地復旧作業で雑草の刈り取りや
ショベルカーでヘドロ撤去の作業をしている最中の台風でした。
前回のキャンプ参加者が床はがしや壁はがしを手伝ってくれた母屋の方も
内装工事が今日から再開。断熱材などを大工さんが貼っていきます。
ぬかるみの中、ビニールハウスの建設作業も再開しました。
畑からはだいぶ水が引きましたが、作物への影響が心配です。
今週末は自由大学の第二回目となる秋キャンプが行われました。
この台風で納屋の隙間から雨が入り込んだようで、
中にしまってあった濡れたテントなどを乾かします。
初日に予定していた農作業も畑にまだ水が溜まっていたため延期に。
キャンプ初日には、現在創刊号を準備中のフリーパーパー『TheFutureTimes』 さんが
HEARTQUAKE projectを取材するためにベースキャンプへいらっしゃいました。
編集長はASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さん。
岩手から福島までの被災地を取材中とのこと。
若者が社会について、震災後の未来について考えるきっかけを作りたいと
すべて自費で取材とサイト運営、フリーペーパーの出版をなさっています。
ベースキャンプ周辺をいっしょに自転車で視察しました。
毎度恒例になった、遠藤農園さんのお野菜をつかって夕食をみんなで調理。
お別れ前に記念撮影。
野菜が収穫時期を迎える頃にまたお会いしたいです。
水もだいぶ引いたので、翌日はHEARTQUAKEの実験農場へ。
育てていた野菜の苗をいよいよ畑へ定植します。
写真は白菜の苗。他にもレタスやからし菜などの苗を植えました。
いままで畑仕事などやったことのないような女の子達も作業に熱中。
苗を植えたら、次は直播き野菜の種子を蒔きます。
小松菜や仙台の伝統野菜、カブの種子。
ふだん食べた事のある野菜でも、種子を見た事のある人はほとんどいませんでした。
食卓の原点がここにあります。みんな興味津々です。
遠藤さんから教えてもらった種まきの方法を早速実践。
翌朝、出荷前の遠藤さんから井戸端講義の受講。
キャンプ参加者有志で遠藤農園のお野菜を
翌週開催の東京青山のファーマーズマーケットで販売することになりました。
ひょうたん型のめずらしいカボチャ「バターナッツ」と「秘伝豆」の枝豆を自由大学のみんなで販売します。
Posted by sae
Category
仙台HQBC レポート